神奈川県庁本庁舎 キング
うさお&Cacco
現在の神奈川県庁があった処には、運上所がありました。関東大震災の時に壊滅してしまいましたので、跡地に神奈川県庁を建てることになりました。
設計は小尾嘉郎が担当しました。小尾嘉郎(おびかろう)
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は名古屋高等工業学校を卒業し、東京都電気局に勤めます。主たる仕事は東京市電施設の営繕工事でした。当時の設計履歴は赤坂見附営業所の新築工事があります。
神奈川県は県庁舎の再建に当たり、設計を公募しました。審査員は片岡安、佐野利器、大熊喜邦、佐藤功一、内田祥三、岡田信一郎、小柳牧衛(県内務部長)の7名でした。佐野利器、大熊喜邦、内田祥三は建築学会会長を経験していました。
小尾はこのコンペに応募します。塔のデザインで悩んでいた小尾に「五重塔をのせれば良いではないか」とアドバイスしたのは父親の小太郎だそうです。
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建築家・小尾嘉郎の経歴と建築活動に関する研究、佐藤嘉明、日本建築学会計画系論文集、第587号、2005年1月
神奈川県庁については、TICAさんがシンドクガク第85号に探訪しています。細かい装飾等については、ご参照ください。
04)社会科見学② 関内~神奈川県庁
それでは、外観を色々な場所から眺めてみましょう。
外観 日本大通り側から 2003年3月27日
日本大通りより 2003年3月27日
横浜都市発展記念館会議室より 2006年6月10日
日本大通りより 2009年9月27日
海洋会館より 2009年9月27日
敷地の南西側に神奈川運上所跡の石碑が建っています。
神奈川運上所跡 2015年5月4日
それでは中に入って見ましょう。エントランス中央の階段の親柱は大変凝った作りの装飾が施されています。橋の欄干の装飾柱のことを「親柱」と言いますが、手摺のそれも親柱と言うんですね。
エントランス 2014年12月12日
エントランス階段 2014年12月12日
階段の親柱 2014年12月12日
普段入れない屋上にも行けました。外壁が少しごつくて畏怖感があります。帝冠様式の先駆け・ライト様式と言われていますが、ライトの建築よりずっと重々しいです。
屋上 何かごつい 2014年12月12日
屋上 亀裂はデザインでは無く補修跡か? 2014年12月12日
屋上 建屋 2014年12月12日
屋上 塔を望む 確かに五重塔だ 2014年12月12日
屋上 砦のようだ 2014年12月12日
展望が良いので色々な建物が見えます。横浜税関、開港資料館、赤レンガ倉庫、大桟橋、海洋会館、波止場会館などが手に取るようです。
横浜税関 2014年12月12日
開港資料館、海洋会館 2014年12月12日
赤レンガ倉庫 2014年12月12日
大桟橋 2014年12月12日
庁舎内の講堂を見てみましょう。シャンデリアが豪華ですよ。
講堂 2014年12月12日
講堂の客席エリア 2014年12月12日
講堂のシャンデリア 2014年12月12日
壇上に上がってみる 2014年12月12日
どれどれ? 2014年12月12日
偉くなったように勘違いをするうさお 2014年12月12日
エレベータはアーチ状で雰囲気を保っている 2014年12月12日
県知事が記者会見をするところ 2014年12月12日
古風な廊下 2014年12月12日
スクラッチ・タイルがライト様式なのか? 2014年12月12日
県庁の裏側 2014年12月12日
新県庁舎とは空中回廊で繋がっている 2014年12月12日